我が家では、毎年味噌を手作りしています。
意外と「ていねいな暮らし」なんですね!
えへっ(意外と?)
ただの食いしん坊やろ
………せやな
そう、ただの食いしん坊。
「手前味噌」という言葉がありますが、本当に自家製味噌って美味しいんです。
一度、自家製味噌の味を知ってしまうと、なかなか市販に戻れないのが食いしん坊の性。
しかも、私はズボラですが、美味しいものを食べることに関しては、手間は惜しまないタイプ。
と言っても、一人で作るのは面倒なので(でた)、同じく食いしん坊の母と一緒に毎年作っています。
この味噌を保管するために、野田琺瑯の持ち手付ストッカーを購入したのですが、これが大正解!!
というわけで、今回はこの野田琺瑯持ち手付ストッカーについてご紹介します。
野田琺瑯White Series(ホワイトシリーズ)持ち手付ストッカー丸型S
作った味噌は1年分と大量なので、まとめて実家に置いています。
その都度、小分けした味噌を持って帰って冷蔵庫に保管するために、何かいい保存容器はないか探していて出会ったのが野田琺瑯の保存容器White Series(ホワイトシリーズ)持ち手付ストッカー丸型Sでした。
楽天市場で購入しましたが、これがすっごい使いやすくてテンション爆上がり!!
味噌も状態良く保存できるし、本当に買ってよかったです。
以前、冷蔵庫で味噌を保管するときはプラスチック製のタッパーに入れて使ってたんですけど、これがあまり良い状態で保存できないし使いにくいしで、不満が多かったんですよね。
だって、せっかく手作りまでした味噌ですよ?
このズボラな私が!←
できるだけ美味しさを保てるように保存したいのが人情でしょう(人情?)
渋々プラスチック容器を使いつつ、自分が理想とする味噌保存容器はどういうものか、三日三晩考えてみました(ヒマか)
理想の味噌ポットに必要なこと
私が味噌ポットに叶えて欲しい望み。
- 味噌を美味しく保存できる
- 料理中に取り出しやすく使いやすい
ざっくりこの2点です。
この2点を叶えるべく、私が考える理想の味噌ポットの条件を3つに絞ってみました。
材質は琺瑯(ほうろう)製
材質に関しては、考えるまでもなく琺瑯(ほうろう)製がいいと思っていました。
琺瑯とは、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材。
強いけどサビてしまう金属と、美しいけど壊れやすいガラスのいいとこ取りをした製法なんです。
琺瑯には長所がたくさんありますが、特に塩分に強い耐久性があること、非吸着性に優れていることが味噌の保存容器にピッタリ!
以前保管していたプラスチック製タッパーだと、どうしても塩分で容器自体の劣化が早くなるんですよね。
また、味噌を入れるとがっつり味噌臭が染み付いてしまいます。
基本的に一度味噌を入れたタッパーは味噌専用になるんですよね。
また、味噌のように長期保存を前提とした物を保管するときに衛生面は一番気をつけたいところ。
プラスチック製は洗っているときにどうしても細かい傷がついてしまうので、雑菌が繁殖しやすいです。
一方、琺瑯は金属たわし等を使わず普通に洗う分にはこういうキズがつきにくい素材なので安心ですね。
こういった困りごとは、琺瑯製にすることで一挙に解決するわけです。
ちなみに、琺瑯製は電子レンジで使えないことが弱点です。
しかし味噌の保存容器として使うのであれば電子レンジを使う機会は無いでしょうから、何の問題もありません。
取っ手が欲しい
味噌を入れるときって、私の場合、必ずと言っていいほど料理の佳境。
つまり、バッタバタしているときなんです。
いくつかのおかずを並行して作っていたり、器によそったり、テーブルへ運んで配膳したり。
コンロや流し台、テーブルや冷蔵庫、あっちこっち動き回っているときです。
しかもうちの冷蔵庫のスペースや段の高さ的に、味噌は一番上の段にしか入れにくいんですよね。
しかも、味噌はそこそこ重いでしょ?
バタバタしながら味噌の容器を取り出す時、手が濡れていてツルッと滑って落としそうになったことも1回や2回ではありません。
というか、1回派手にぶちまけてん…
なので、できれば容器全体をガッと掴むのではなく、取っ手などがついていて、サッと取り出しやすい形状になっていて欲しいんです。
その方が色々気を付けなくて済むし、作業効率的にもいいと思うんですよね。
ある程度の密閉性
味噌は空気に弱い食品です。
空気に触れるとどうしても雑菌が繁殖しやすくなって、カビが発生する可能性が高くなります。
カビとまではいかずとも、品質は落ちるし風味も悪くなります。
空気に触れると味噌の色が褐色になるので、一見熟成したように見えるんですが、それは勘違い。笑
熟成による褐色化とはまったくの別物!
特に手作りの味噌や市販でも防腐剤を使っていない味噌は、特に気を付けたいところですよね。
実際、プラスチック製のタッパーで味噌を保存していたときは、端の方や表面にカビっぽいものが発生したり、味が明らかに落ちてしまうことがありました。
味噌を使うたびに、毎回ラップなどで表面を覆うと良いそうですが、、、
メンドクサイ(でた)
なので、味噌の容器はある程度密封性が保てるものがいいと思いました。
「ある程度」というのは、そこまで厳密な完全密封でなくてもいいかな、ということです。
厳密な密封性がある容器は、閉める時に毎回空気を抜かないといけないとか、バルブを空け閉めするなど手間がかかるようなものがありますよね。
何度も言いますが、味噌を入れるときって、私の場合、必ずと言っていいほど料理の佳境。
できるだけシンプルな構造で、ワンアクションで空け閉めできるものがいいんです。
確かに味噌は空気には弱いですが、基本的にずっと冷蔵庫に入れておくものじゃないですか。
しかもほぼ毎日使い、どんどん消費していきます。
なので、間を取って(?)ある程度の密封性があればそれでいいかなー、という現実的な判断です。
理想的な野田琺瑯の持ち手付ストッカー丸形
- 琺瑯製
- 取っ手がついている
- ある程度密封できるフタ
これらを条件に探して行き着いたのが、琺瑯製品で有名な野田琺瑯です。
野田琺瑯とは
野田琺瑯は昭和9年創業の老舗の琺瑯製造会社で、現在、国内で唯一鋼板琺瑯製造の全行程を一貫生産するメーカーで、高い品質には定評があります。
知っている方も多いですよね。
保存容器や鍋・ケトルなど調理器具だけでなく、タライなどの日用品も製造されており、全般的に柄やロゴなどが入らないシンプルなデザインで作られています。
我が家でバターケースとして使っているWhite Series(ホワイトシリーズ)のレクタングル深型Sサイズ(シール蓋付き)。
これも野田琺瑯製品です。
White Series(ホワイトシリーズ)に持ち手付ストッカー
バターケースと同じWhite Series(ホワイトシリーズ)に持ち手付ストッカーというのがあるんです。
これがまさに理想的な取っ手!
冷蔵庫の最上段でもサッと取り出せます。
琺瑯製はプラスチック製に比べるとどうしても重くなってしまいますが、取っ手があれば落とす心配もありません。
かなり私の理想に近い容器です。
同じような形状の琺瑯製容器が他にもないか調べてみましたが、形状は似ていてもあまりシンプルなものが無いんですよね。
北欧調の模様や昭和レトロな柄が入っているものが多いんです。
それはそれで可愛いのですが、個人的にはシンプルなものの方がよかったので、真っ白な野田琺瑯の持ち手付ストッカーに絞って検討し、持ち手付きストッカー丸形Sサイズに決めました。
私が購入した時は最安値が楽天市場で、価格は1,617円で購入しました。
調べた限りでは、特に季節によって値段の変動が多いものでもありません。
また、ホワイトシリーズは定番シリーズなのでリニューアルで在庫を安売りするようなことも期待できませんので、送料やポイント等で買うお店を決めるのが良いと思います。
野田琺瑯持ち手付ストッカー 丸型 VS 角型 味噌ポットにはどちらがいい?
私は野田琺瑯持ち手付きストッカーは丸形のSサイズを購入しましたが、このストッカーには形状や大きさにバリエーションがあり、蓋も種類が複数あります。
それぞれサイズや容量を整理してみるとこんな感じ。
形状 | 蓋 | サイズ | 容量/重量 |
丸型Sサイズ | シール蓋 | W.180×D.135×H.123 mm | 1.0L / 約430g |
丸型Lサイズ | シール蓋 | W.200×D.158×H.105 mm | 1.5L / 約470g |
角型Lサイズ | シール蓋 | W.167×D.124×H.118 mm | 1.2L / 約430g |
琺瑯蓋 | W.175×D.128×H.118 mm | 1.2L / 約475g | |
密閉蓋 | W.174×D.128×H.120 mm | 1.06L(密閉時) / 約435g |
丸形というのは円柱状、角型は直方体です。
表のとおり、丸型はサイズが2種類あり蓋はシール蓋のみ、角型はサイズは1種類ですが蓋は3種類ありますね。
野田琺瑯持ち手付きストッカーの丸形と角型、狭い冷蔵庫にはどっち?
購入ギリギリまで、私は角型を買うつもりでいました。
狭い冷蔵庫なので、丸型よりも角型の方が場所を取らないと思ったからです。
でも、直前で丸型に変更しました。
理由は取っ手の向きの自由度が丸形の方が優れているからです。
どういうことか説明しますね。
まず、これは我が家の冷蔵庫の中を上から見た図だと思ってください。
ご覧の通り、我が家の冷蔵庫はこんな感じでそこそこ物が多い。
…そこそこっていうかパンパンやね
特に味噌を入れる場所の奥は、保存食や調味料などが入っているので、味噌は手前に置くしかありません。
上の図のように、角型の場合、取っ手を手前のしてそのまま入れるしかありません。
そうなると、どうしても取っ手部分が手前にせり出す形になってしまいます。
一方、冷蔵庫扉側もポケットがありますよね。
閉まるか微妙〜〜
閉まらない場合は、取っ手がせり出さないように奥に押し込む必要があります。
押し込めりゃいいんですが、奥にも詰まっておりますのでね…
一方、丸型にした場合はこうなります。
丸型なら容器が筒なので、くるっと取っ手の方向を自由に変えることができます。
もし冷蔵庫扉にあたっても、奥に押し込まずに、取っ手を左右どちらかにズラせば大丈夫!
何となく、角型より丸型の方がスペースに無駄が無いような気がしていましたが、狭い冷蔵庫の場合、取っ手の向きに自由がある方が入れやすいのではないかと思います。
野田琺瑯持ち手付きストッカーを味噌ポットにするならどのサイズ?
持ち手付ストッカーの角型のサイズはLサイズのみですが、丸型の場合、SサイズとLサイズの2つあります。
結論から言えば、一般家庭で味噌ポットとして使うのであればSサイズで十分。
我が家の自家製味噌の場合、Sサイズでも約1.5kgの味噌を入れることができました。
もしLサイズに満タンに味噌を入れるとなると、かなりの重量になりそうですし、冷蔵庫でもそれなりのスペースをとりそう。
Lサイズは、味噌ポットとしてではなく、鍋として汁物を作ってそのまま冷蔵庫で保管するような使い方をするなら使いやすそうですけどね。
市販の味噌をケースごと入れたい場合はどうする?
市販の味噌を使う場合には、プラスチックのケースごとスポッと入れ替えたい人もいるでしょう。
でも残念ながら、野田琺瑯のWhite Series(ホワイトシリーズ)の持ち手付ストッカーは、市販の味噌(750g)をケースごと入れるのは難しいです。
角型、丸型Sサイズには入りません。
丸型Lサイズはちょっと高さが足りないか、無理やり入れても丸に四角をはめるわけですからデッドスペースがありすぎて、使うのには現実的ではありません。
750gサイズではなく、少し小さいサイズなら入るかもしれませんが…。
750gなんてあっという間に使ってしまう大家族は別ですが、味噌はそこまで頻繁に入れ替えませんよね?
だったらケースごとでなくてもいいんじゃないかとも思います。
しかし、どうしても750gサイズの味噌をケースごと入れたい場合には、富士ホーローなど他のメーカーにはすっぽり入る物があるので、そちらを検討してみた方がいいでしょう。
野田琺瑯持ち手付きストッカーの蓋はどのタイプを選ぶべき?
野田琺瑯のWhite Series(ホワイトシリーズ)持ち手付ストッカーの丸型にはシール蓋しかありません。
しかし、角型にはシール蓋、琺瑯蓋、密閉蓋の3種類があります。
それぞれ特徴を整理するとこんな感じ。
種類 | メリット | デメリット |
シール蓋 | 値段が安い 中が見える | 匂い・色がつきやすい 熱に弱い(食洗機不可) |
琺瑯蓋 | 匂い・色がつきにくい 熱に強い(食洗機可) | 傾けると外れる(密閉できない) 値段が高い |
密閉蓋 | 完全密閉できる 熱に強い(食洗機可) | 匂いがつきやすい 開閉の手間がかかる |
個人的には、味噌ポットとして使うならシール蓋でいいと思います。
バターケースもそうなんですが、シール蓋くらいの密封性は普段使いにちょうどいいんですよね。
簡単に開けて閉められて、閉めても中が見えるし、それでいて完全とはいかずともある程度の密封性も保てるのが私の条件にもピッタリです。
味噌ポットとして使う限りは、ストッカーを加熱するわけでもないので熱に弱くても問題なし!
また、蓋はそれぞれ単品でも販売しています。
角型を検討していて蓋で迷っているなら、とりあえず一番安価で処分もしやすいシール蓋を購入して試してみてもいいんじゃないでしょうか。
野田琺瑯持ち手付ストッカーでテンションがあがる↑↑
プラスチック製のタッパーを味噌用容器として使っていた頃。
「あれ、なんか味噌の色おかしい…カビ…?」
「クンクン…このタッパーはもう味噌に侵された…」
「ギャー!落としたー!欠けたー!割れたー!」
こんなのがよくありました。
野田琺瑯の持ち手付ストッカーの丸型Sサイズを味噌ポットとして使い始めてから、味噌を使うたびにテンションが上がります。
普通の家事こそ、こういうのって大事やん?
特に、一番気になっていた品質の劣化(味噌のカビや味の劣化)は劇的に改善されて、味噌ポットに変えてからは一度も劣化を感じたことがありません。
取っ手があって落とす心配も無いので、冷蔵庫からもスッと取り出せて本当にラク!
味噌ポットをお探しの方、野田琺瑯持ち手付ストッカーおすすめですよ!
野田琺瑯 持ち手付ストッカー丸形S 販売会社基本情報
商品名 | 持ち手付ストッカー丸型S(White Seriesホワイトシリーズ) |
製造販売会社 | 野田琺瑯株式会社 |
本社 | 〒136-0073 東京都江東区北砂3丁目22番22号 |
お問い合わせ先 | TEL 03ー3640ー5511/FAX 03ー3640ー5507 |
公式HP | https://www.nodahoro.com/ |
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