我が家のコーヒータイムに欠かせないアイテムがあります。
ハリオ(HARIO)のミルク泡立て器クリーマー・キュート(型番:CQT-45)です。
現在は色がブラウンのCQT-45BRが最新機種で、若干軽量化するなどの違いがありますが、性能面等で大きな違いはありません。
泡立て器(ミルクフォーマー)本体だけでなく、耐熱ガラスのミルクポットと蓋とのセットになっています。
購入してから約5年、ほぼ毎日愛用!
元々コーヒーはブラックよりもカプチーノやカフェオレのほうが好きなので、今となっては本当に必需品なんですよね。
ハリオのクリーマー・キュートは、家電量販店やホームセンターに売っていますが、ネット通販で買う方が安い場合が多いです。
私が購入したのはAmazonでした。
購入当時の最安値がAmazonだったからなんですけど、タイミングによっては楽天市場やYahooショッピングの方が安いときもあります。
ポイントを貯めている・使いたい通販サイトで買えば、事実上安く買えますし、見比べてみましょう。
ハリオ(HARIO)クリーマー・キュート 基本情報
ハリオのミルク泡立て器クリーマー・キュートの基本スペックをまとめたのがこちらです。
※現在手に入りやすい最新機種のCQT-45BRの情報です。
型番 | CQT-45BR |
サイズ | 14.5 x 10.5 x 20.5 cm 口径0.81cm |
重量 | 245 g |
容量 | 牛乳100ml |
材質 | ガラスボール:耐熱ガラス フタ:ポリプロピレン モーターハンドル:ABS樹脂 撹拌シャフト:ステンレス |
原産国 | ガラス本体:日本製 フタ、モーターハンドル、撹拌シャフト:中国製 |
備考 | 色はブラウンのみ 使用には単3アルカリ乾電池が2本必要(別売) ガラスポットのみ電子レンジ使用可 |
泡立て器本体は大きすぎず小さすぎず、一般的なミルクフォーマーの大きさです。
ハンドル部分が直線的なミルクフォーマーもありますが、これは卵をみょーんと伸ばしたような丸みがある形が特徴。
個人的にはこのハリオの膨らみをもたせた形は掴みやすいのと、逆さに置いたときに細い円柱タイプに比べて、安定して倒れにくいので使いやすいと思います。
ハリオ(HARIO)クリーマー・ゼットとは何が違う?
クリーマー・ゼットは、泡立て器本体とスタンドのセットです。
(泡立て器本体はクリーマー・キュートと同じ)
私は電子レンジでも使えるミルクポットは持っていなかったので、ミルクポットとセットのものを買いました。
ミルクポットはもう持っているとか、ミルクフォーマーでの泡立てに慣れている人はスタンドのセットでもいいと思います。
ただ、ミルクを泡立てるには、こういうコロンとした形状のミルクポットがやりやすいのは間違いありません。
計量カップでもできるけど、丸い方が飛び散ったり溢れたりしにくい!
また、電子レンジに対応していた方がミルクを温めるのに便利です。
いちいち別の容器で温めたり、鍋で加熱するのは面倒くさいですからね(出た)
なので、こういうコロンとした丸い形や電子レンジ対応のミルクポットを持っていないのであれば、クリーマー・キュートにしておいて損は無いですよ。
ハリオ(HARIO)クリーマー・キュートで上手に泡立たない原因
HARIOのクリーマー・キュートは、耐熱ガラスに蓋をはめた状態で泡立て器本体を差し込んで使うことができます。
斜めに傾けることで、シャフトがミルクと空気のちょうど分かれ目の位置にきて、空気をうまく巻き込みながらふわふわの泡ができる仕組みです。
※↑下に沈んでいるのはハチミツです。
この仕組みは始めてミルクフォーマーを使う人には本当に使いやすい!
初めての人は、ミルクが飛び散ったり溢れちゃうことがよくあるので、フタがある方が安心ですよ。
ほんの数十秒で簡単にふわっふわ!!
ぶっちゃけ、慣れてコツがわかってくると蓋なしでも全然イケますけどね。笑
最近はフタは全然使ってへんで
ただ、口コミなどを見ていると「クリーマー・キュートを使ってもうまく泡立たない」という声もあるんですよね。
私も5年近く使っていますのでそういう口コミをする人の気持ちもわかります。
確かに泡立ちが悪いときがあるのは事実。
しかし、経験上、クリーマー・キュートが悪いかというと必ずしもそうじゃないんですよね。
どちらかというとミルクが泡立たない原因はミルクフォーマーではなくミルクにあることがほとんどです。
ハリオ(HARIO)クリーマー・キュート 泡立つミルクの条件
ふわっふわの泡が作れるミルクの条件は次の通り。
- ミルクの温度はぬるいぐらいに温める
- ミルクは成分無調整を選ぶ
- 少し甘みを加える
- ノンホモ牛乳は避ける
順に詳しく見ていきましょう。
ミルクの温度はぬるいぐらいに温める
牛乳はちょっとぬるいぐらいが一番泡立てやすいです。
温度で言うと40〜50℃ぐらい。
冷たいミルクは一瞬泡立ってもすぐに泡が消えてしまいます。
逆に湯気がもくもくするほどアッツアツに温めると、これまた上手く泡立ちません。
我が家のレンジは、自動で40℃になる飲み物あたためモードがあるのでそれを使っています。
そういった機能が無い場合、牛乳100mlを500wで40〜50秒ぐらいを目安に調整してみてください。
ミルクは成分無調整を選ぶ
牛乳も色々な種類が売っていますが、成分無調整が一番泡立ちやすいと思います。
泡立てた空気は牛乳の含まれている脂肪分に包まれることで壊れにくくなる、つまり脂肪分が少なかったり入っていない無脂肪や低脂肪は泡がすぐに消えてしまいます。
泡立ちやすく泡をキープできる乳脂肪分は3.5%ぐらいが目安。
逆に乳脂肪分多めの牛乳もありますが、これは特に泡立ちにくいということはありません。
ただ、ミルクフォーマーのモーターはあまり強い負荷に耐える造りにはなっていません。
脂肪分が多くモッタリ感が強すぎるとモーターに負荷がかかり故障につながる可能性があるので注意してください。
少し甘みを加える
メレンゲを作るときに砂糖を加えると泡立てやすいように、ミルクも砂糖を加えると泡立ちやすく泡が消えにくいです。
白砂糖に限らず、ハチミツやてんさい糖・オリゴ糖でもOKですよ。
私がよく使うのは、北海道てんさいオリゴかハチミツです。
また、ミルクに甘みがついていると、コーヒーに加えて口をつけたとき、まず最初にふんわりと甘みがきます。
牛乳っぽさが苦手な人やお子さんにはオススメです。
ノンホモ牛乳は避ける
一般的に売られている牛乳は脂肪分を均一化(ホモジナイズ)された牛乳ですが、ノンホモ牛乳とはその脂肪分の均一化をしていないため、搾りたての牛乳本来の味を楽しめる牛乳です。
ノンホモ牛乳にも産地や牛の種類で味に差はあるようですが、濃厚さやコクを感じる人が多いそう。
スーパーでも扱っているところもありますが、普通の牛乳の倍近くの値段がします…
ノンホモ牛乳が美味しいと聞いて試しに飲んでみたのですが、確かに濃厚でコクがあるのに、それでいて後味がしつこくないし、いわゆる牛乳臭さが少なくて美味しいと思いました。
これを泡立ててカフェオレにしたら絶対美味しいやつやん!
そう思ってミルクフォーマーで泡立てたのですが、温度や甘みにも気を付けたのに、あまり泡立たないしその泡も消えやすかったです。
やっぱり、泡立ちと泡の維持には脂肪分が深く関係しているので、この脂肪分が均一化されていないノンホモ牛乳はミルクフォームで泡立てるのにあまり向いていないようです。
ハリオ(HARIO)クリーマー・キュートでミルク以外の泡立たない原因
先程ご紹介したミルクを上手に泡立てる条件は次のとおりでした。
- ミルクの温度はぬるいぐらいに温める
- ミルクは成分無調整を選ぶ
- 少し甘みを加える
- ノンホモ牛乳は避ける
これらに気を付けてもやっぱり上手く泡立たない場合があるんです。
そうなってくるとこれはミルクが原因ではありません。
私の経験上考えられるのは次の2つです。
電池が弱っている
ハリオのクリーマー・キュートには単3アルカリ乾電池が2本必要です(別売)。
電池は消耗品なのでどんどんパワーが落ちていきますよね。
そんなの使ってればわかるでしょ?
はい、見てわかるぐらい回転が遅くなればね。
でも、問題なのはパワーなんですよ。
継続して使っていると少しずつ弱まっているので、最初の頃よりも回転のパワーがずっと弱くなっていることには意外と気付かないんですよね。
で、電池を変えて始めて回転パワーの違いにビックリするっていう…笑
個人的には、電池を変えてすぐのパワーはちょっと泡立てるには強すぎて持て余してしまうので、ちょい弱った電池(おおよそ半分ぐらい電池を使ったかなぐらいの電池)が使いやすいと思っています。
もし、ミルクの温度などに気を付けているのに泡立ちが悪いなら、電池のパワーが弱くなりすぎている可能性を疑って電池交換をしてみてください。
撹拌シャフトが歪んでいる
ミルクにも気を付けて電池も変えたのにイマイチ泡立ちが悪い…
そんな状況になったことが私もありました。
既に使い続けて4年ぐらい経っていたしもう寿命なのかな、と。
そのとき、ふとミルクフォーマーをミルクに漬けずに、カラ回転させてみたんです。
…なんか前と違う?
何が違うかと言うと、撹拌シャフト部分が違うんです。
以前はフォーーンと高速回転してほとんどブレも無かったのに、ブィーーンと鈍い音になって横にブレて回転してるんです。
見ればシャフトの軸のステンレスが歪んで曲がっていました。
先端がシャフトになっていますが、その軸の部分が根本から微妙〜に斜めに曲がっていたんです。
ダメ元でぐいぐいと手で歪みを直し、まっすぐにすると…復活したーーー!
※あまり強い力でやると折れてしまいかねないの注意!
つまり、シャフトが歪むことでブレてしまい、回転効率が落ちて泡立たないことがあるということです。
シャフトが歪んだ原因は、私がちょいちょいミルクフォーマーを落としてたからでしょうね…
私は力ずくで元に戻しましたが、そこは自己責任でお願いします。笑
ちなみに現在はシャフト部分のみ部品で販売もされているので、歪んだ場合は交換した方が安全かもしれません。
ハリオ(HARIO)クリーマー・キュートと百均のミルクフォーマーの違い
以前、興味本位で百均のミルクフォーマーも試しに買ったことがあります。
泡立たないこともないんですが…やっぱり値段相応というのが正直な感想です。
当たり前ですけど、パワーが全然違う。
そして個体差が結構あると感じました。
姉が全く同じ百均のミルクフォーマーを持っていたので比べてみましたが、私の方がシャフトの造りが甘くてブレが大きいんです。
先程、ハリオのミルクフォーマーも、シャフトが歪むとうまく泡立たないと言いましたが、それと同じ。
一応泡立ってはいるんですけど、中途半端な泡というかキメの細かいフワフワの泡にはならず…
思てたんと違ーーーう!
そんな感じは否めません。
泡の細かさや泡のしっかりさはHARIOの方が断然上で、せっかくミルクを泡立てるならこういうのが飲みたいですよね。
ハリオ(HARIO)クリーマー・キュート どこで買う?
ハリオのクリーマー・キュートは、家電量販店やホームセンターなど実店舗でもよく見かけますし、楽天市場やAmazonなどネットショップでも幅広く販売されています。
値段はネットショップの方が安いことが多いですね。
ちなみに私が購入したのはAmazonでした。
当時はAmazonが最安値!
送料を考えてAmazonにしましたが、使いたいポイントがあったら楽天市場で買っていたかも。
しっかりした泡が最高
ハリオ(HARIO)のクリーマー・キュートは、コツさえ掴めれば誰でも簡単にふわふわの泡を作ることができます。
しかもこの泡はしっかりしているので、上にキャラメルソースを乗せるのも十分に可能…!
ちなみにこのキャラメルソースはトラーニのキャラメルソースです。
海外製特有の変な甘さやクセもなく、コーヒー以外でも使いやすくてオススメ!
コーヒーにただミルクを加えるのと、ふわふわの泡のミルクを加えるのとでは大違いです。
家のコーヒータイムを充実させたいなら、ミルクフォーマーは絶対あった方がいいアイテムです。
お店で飲むようなカフェオレが自宅で簡単に飲めるなんて最高ですよね。
ハリオのクリーマー・キュート、オススメです!
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