木製まな板が欲しいですが、いちょうってどうなんでしょう?
値段が高くてニオイがあるというイメージですが…
いちょうまな板が欲しくて調べたら、双葉商店というお店を見つけました。
実際に使っている人の感想を聞きたいです!
はい!こちらでは双葉商店のいちょうまな板を詳しくレビューしています。
使い心地は最高ですし、毎日の料理のモチベーションをアゲてくれます♪
高価ないちょうまな板が多い中、双葉商店ではお手頃な価格の商品もあっておすすめですよ!
双葉商店のいちょうまな板を公式HPで買いました!
約1年前の2023年初旬、双葉商店の公式HPでいちょうまな板(カットありのまる型・直径270mm・厚み20mm)を買いました。
購入価格は税込3960円です。
数年前からいつか欲しいと憧れていたのが木製のまな板でした。
実家で使っていたので、木製のまな板の使い心地の良さは知っていました!
でも、樹脂製やゴム製に比べると、扱いに気を遣うということも知っていました。
「いつかは!」と思いながら、こんなズボラな私が使っていいシロモノなのかと、長い間躊躇してたんですよね。
でも、ついに買ってしまいましたぁー!
双葉商店いちょうまな板を使ってみた感想
双葉商店のいちょうまな板は、私にとって約20年ぶりの木製まな板です。
少しドキドキしながら使ってみましたが、やっぱりいいですね!!
私が購入した双葉商店いちょうまな板は、カットありのまる型・直径270mm・厚み20mmです。
イチョウの木には2種類の質が異なる部分があり、双葉商店ではこれを「白太」と「赤太」と呼んでいますが、私は「白太」を選びました。
この形・大きさ・厚み・材質の違いや選び方、実際に使ってみてわかった双葉商店のいちょうまな板の使い心地等、順に紹介していきますね。
ほぼオーダーメイドで作ってもらえるまな板
双葉商店まな板は、形・大きさ・厚みによって値段が異なり、双葉商店公式HPでは各サイズの料金表があります。
しかし、公式HPから注文する場合、この料金表のサイズでなくても、自分好みの大きさ・厚みを指定することができるんです。
ほぼオーダーメイド!
使用場所や収納場所の都合で「どうしてもこのサイズ!」という希望がある人にとっては、かなり助かるシステムですよね。
料金表に無いサイズを自分で指定する場合、事前に「お見積り」で値段も確認することができます。
私が注文したまな板は、最終的には料金表に記載のあるまな板になりましたが、これに決めるまでは複数のサイズ・材質で悩んでいました。
そこで、複数の候補のサイズ・材質の料金をお見積りで確認したところ、メールでご案内をいただけたので、それぞれの料金の差も確認でき、納得して注文できました。
カットありのまる型・直径270mm
形と大きさは、散々迷った末にカットありのまる型・直径270mmにしました。
丸型を使うのは初めてです。
最近は栗原はるみさんのまな板も人気ですし、丸型を使う人も増えていますよね。
長方形のまな板は隅の方が使わないデッドスペースになるので丸型の方が狭い台所では使いやすいと聞いて、気になっていました。
ちなみに、「カットあり」というのは手前が切り落とされた形のことで、カットなしのまる型もあります。
双葉商店にはまな板専用の台座も売っていますが、カットありなら台座が無くても単独で自立させることが可能です。
我が家では、乾かす時は水切りかごの中で立てかけて乾かしますが、自立した方が便利そうなので「カットあり」にしました。
また、大きさはもう一回り大きいものとかなり迷いました。
小さすぎるかなと心配でしたが、使ってみると意外と大丈夫!
結局のところ、切るときに使うスペースはそれほど広くなくていい、ということでしょうね。
長ネギなど長い物は先に半分に切ってしまえばいいし、切った物からフライパンや鍋にさっさと投入すればいいだけで、切る作業自体はそれほどスペースがいらないんです。
まる型は奥行もあるので、特に我が家のように作業スペースが狭い台所なら270mmぐらいでちょうどいいと思いました。
小さく感じるかもしれませんが円になると幅だけでなく奥行も出てそれなりの面積になるので、一度新聞紙などで大きさを切り出してみたらイメージしやすいですよ!
また、偶然にもお気に入りの水切りかごにジャストフィットだったので、この大きさにしてよかったです。
厚み:20mm
厚みは20mmにしたのですが、もう少し分厚いものにするか迷いました。
まな板を使う時に一番使いづらいのは、まな板がガタついたりズレることですよね。
分厚くするとそれだけズレずに安定感があるかな、と思いました。
でも、分厚くするということはそれだけお値段も高くなるということです。
例えば、双葉商店では同じ大きさで厚みを30mmにすると、約1.5倍のお値段になりますからね。
しかも、買う時点では、ズボラなこの私が木製のまな板を使いこなせるのか、きちんと手入れできるのか自信がありませんでした。
となると、あまり高い金額は怖くて出せません。笑
ここは安パイに、削り直しができる最低限の厚みにすることにしました。
(※双葉商店では削り直しをするには20mm以上必要です)
最低限といっても、それまで使っていた樹脂製まな板と比べると厚みがありますし、切っているときもズレたりせず問題なく使えています。
実際に使ってみて、ズボラな私でも何とかなりそうなので、30mmにしてもよかったかなと思う反面、20mmの安い方にしたからこそ気軽に使えている気もするので、後悔はありません。
いちょう木の材質:白太と赤太
イチョウの木には2種類の質が異なる部分があり、双葉商店ではこれを「白太」と「赤太」と呼んでいます。
この2種類の質の大きな違いは油分の多さとニオイです。
- 白太:油分が少ないのでニオイはほぼ無いが、赤太に比べると水はけが劣る
- 赤太:油分が多いのでニオイが強い場合があるが、水はけがよくカビや黒ずみが中に滲みにくい
そして、赤太は白太よりも値段が高く、全体が赤太の場合は約2倍近くの値段です。
これもかなり迷った結果、白太に決めました。
理由は2つあります。
まず、本当に木製のまな板を使いこなせるのかきちんと手入れできるのかが不安なのに、いきなり高価な赤太に手を出していいのか、ということです。
不安だからこそ、油分が多くカビに強い赤太にするべきかとも思ったのですが…、2倍の値段ですからね?
これでカビらせてしまった日には立ち直れないんじゃないかと…
そしてもう1つの理由は、イチョウのニオイに耐えられるのか自信が無かったことです。
昔、小学校に通う通学路に大きなイチョウの木があって、落ちた銀杏(ギンナン)が強烈なニオイだったのを今でも覚えています。
これぐらい強烈なのか、多少はマシなのか、程度がわからないのが不安ですし、なんせ我が家にはやたらとニオイに敏感な人(夫)もいます。
いちょうまな板を使っている人の口コミも調べてみましたが、やはりニオイに関してはかなり抵抗がある人もいるようだったので、白太を選びました。
双葉商店いちょうまな板の使い心地とニオイ
いちょうまな板は軽いと聞いていましたが、想像以上の軽さで驚きました。
昔、実家で使っていたまな板はヒノキだったからか、同じぐらいの大きさで厚みでも結構な重さで大変だったんですよね。
うっかり倒すとガターーンと凄まじい音がしました
20mmの厚みがあるのにそうは感じられない軽さで、移動させるのも洗うのも本当にラクです。
また、刃のあたりがかなり柔らかく感じます。
包丁がまな板にあたる感触が確かにあるのに、あたるというより沈む感じ。
下まで本当に切れてますよね?と確かめたくなるぐらいソフトなんです。
特に野菜を刻むのが心地よくて、面倒な玉ねぎのみじん切りやキャベツの千切りをこんなに楽しく感じたことがあったでしょうか(ヾノ・∀・`)ナイナイ
イチョウは木のまな板の中でも柔らかい木だとは言われていますが、これも想像以上でした。
刃のあたりが柔らかいということは、手が疲れにくいですし包丁を傷めないのもいいですよね。
また、イチョウ木の材質に白太を選んだおかげか、銀杏のあの強烈なニオイは全くしませんでした。
もちろん食材へのニオイ移りもありません。
もし赤太を選んでいたとしても、日々使って洗っていればいずれ薄れていくニオイだとは思いますが、やはり使い始めはニオイが強いと思われます。
あの銀杏のニオイがどうしても苦手な人は、白太にした方が無難だと思います。
シンプルかつ丁寧な仕事
双葉商店のまな板はいかにも「映える!」というタイプではありませんが、質実剛健で昔ながらの日本のまな板という雰囲気です。
デザイン的な特徴としては、野菜を切る面と肉・魚を切る面で使い分けができるように両面に焼印が押されています。
こちらは野菜を切る面の「なすび」印です。
こちらは魚や肉を切る面の「魚」印です。
何とも味があってカワイイですよね?
双葉商店ではすべて耐久性に優れた一枚板で作られています。
側面やフチも滑らかに処理されていてザラザラした感じは全くありません。
防腐剤やコーティングなどの加工も一切されていないので安全ですし、イチョウ本来の水はけの良さや抗菌力を最大に活かせるようになっています。
また、天然のものゆえに、ハリと言われる葉っぱが生えていた跡があることもあります。
そういった跡が無い特に綺麗な物も上物として販売されていますが、そういう跡があったとしても大丈夫です。
私が購入したまな板もそういう跡がありましたが、1つ1つ同じイチョウの木できっちり丁寧に埋められているんですよ。
クリックで大きくなるので、埋まっているのを見てみてください。
↓ ↓ ↓
触ると平らになっているので、使うときに引っ掛かったり、食べ物のカスが詰まるようなことは無く、まったく気になりません。
すべての商品が手作りだからこそできることだし、商品への愛を感じる丁寧な仕事ですよね。
双葉商店いちょうまな板と一緒に購入した料理ベラ
今回、いちょうまな板と一緒に料理ベラも双葉商店公式HPから購入しました。
中サイズ(税込990円)と小サイズ(891円)です。
料理へらは、いちょう木の材質を白太・赤太から選べないのですが、中サイズは赤太が少し混ざったものでした。
左側の中サイズの右半分ぐらい色が濃いのがわかりますよね?ここが赤太です。
料理ベラも一枚板からできており、貼り合わせたように見えますがこういうものだそうです。
赤太の特徴どおり、確かにニオイがやや強いですね。
ザ・銀杏って感じ…笑
ただ、何度か使って洗っているうちにニオイは確実に薄まってます。
最近はシリコン製のヘラなどを使うことが多かったのですが、木の料理ベラも使いやすいです。
テフロン加工を傷つける心配が無いのはシリコン製と同じですが、シリコン製のような「しなり」が無い方が都合がいいときに重宝しています。
例えば、中華鍋でたくさんの具材をざっくり混ぜながら炒めるとき、私はしなりが無い方がやりやすいです。
他には、だし巻き卵を作るときの返しに使ったり、サツマイモや栗を裏ごしするときにも活躍していますよ。
また、木製のツールってうっかりすると、知らない間にカビが出ていたりしますよね…
でも、さすがイチョウだけあって乾くのがめちゃくちゃ早い!
普通に水切りかごに立てかけていたらすぐ乾くので、今のところカビの兆しはまったくありません。
まな板と同様シンプルなデザイン・造りですが、使っていくうちにどんどん「味」が出そうな予感がしています。
双葉商店いちょうまな板はどこで買うのがおすすめ?オトクに買うには?
双葉商店の丁寧な仕事に惹かれました!
ぜひ私も欲しいのですが、どこで買えますか?
公式HP以外でも取扱いはあるでしょうか?
双葉商店のような丁寧な仕事が見える商品って本当に素晴らしいですよね!
双葉商店のいちょうまな板は、実店舗だと福井県の双葉商店本店で販売されています。
また、定期的に全国の百貨店等で催事出店されているので、出店スケジュールは双葉商店公式HPでご確認ください。
ネットショップだと、双葉商店公式HP以外では、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピング等、通販サイトでも一部取扱いがあります。
ただし、公式HP以外では取扱いサイズや厚みはかなり限定され、オーダーメイドでの注文はできません。
私が双葉商店いちょうまな板を購入したのは双葉商店公式HP
私は双葉商店いちょうまな板を双葉商店公式HPで税込3960円で購入しました。
私は関西の田舎在住なので、福井県の本店まではなかなか行けませんし、催事出店がある百貨店もかなり遠く、ネット通販で買うしかありません。
他のネットショップではなく、双葉商店公式を選んだ理由は2つあります。
1つは最終的に規定サイズになったもののオーダーメイドで作る可能性があったこと、もう1つは購入時の最安値は双葉商店公式HPだったことです。
双葉商店いちょうまな板を最安値で買えるネットショップは?
双葉商店いちょうまな板の取扱いがある主なネットショップで、私が購入したカットありのまる型・直径270mm・厚み20mmの価格を比較してみました。
店名 | 価格(税込) | 備考 |
双葉商店公式HP | 4455円 | 送料700円 ※一部地域を除く |
(店名:POST DETAIL楽天市場店) | 楽天市場4950円 | 送料880円 |
(店名:デイリーオンライン) | ヤフーショッピング7827円 | 送料無料 |
(店名;POST DETAIL) | Amazon4950円 | 送料880円 |
2023年12月時点で、双葉商店いちょうまな板(カットありのまる型・直径270mm・厚み20mm)を最安値で購入できるのは、双葉商店公式HPでした。
これは、双葉商店では現在期間限定で税抜価格から10%オフキャンペーンをされているからです。
私が購入した時よりも、全体的に少し値上がりしていますし、割引キャンペーンもいつ終了するかわからないので、早めに注文した方がよさそうですね。
なお、他のネットショップでも、まる型以外のまな板であれば取扱いがあるショップもありました。
しかし、やはり双葉商店公式の定価より安く売っているお店は見当たらず、現時点では双葉商店公式HPからの購入が一番オトクです。
ただし、使いたい・貯めたいポイントがある等、他のネットショップの方がオトクに買える場合もあるので、ご自分のニーズに合ったお店で購入してくださいね。
いちょう材専門店の双葉商店はどんなお店?
福井県にある双葉商店は昭和21年創業の日本で唯一のイチョウ材専門店です。
曹洞宗大本山永平寺のある越前の雪深い山奥から切り出された国産のイチョウを扱っておられるそうですよ。
なんかこれだけで拝みたくなりますよね?←
料理のプロが選ぶイチョウ材専門店
恥ずかしながら、私は双葉商店のことは全然知りませんでした。
イチョウのまな板がいいらしいと聞き、リサーチを始めてから知りましたが、料理のプロや台所用品にこだわりのある方が贔屓にする有名なお店なんだそうです。
そういうプロの方たちが、まな板の削り直しをしながら長年使われている、使えなくなったときにはまたリピートしているという口コミもたくさん見ました。
しかも、双葉商店では見栄えが特にいい高額のまな板も扱っておられますが、ご紹介したように、普段使いするには全く問題のないまな板を良心的な価格で販売しておられるんです。
私はいきなり高額のまな板を使うのは怖いと思っていたので、かなりこの価格設定には助けられました。
双葉商店のおかげで、いちょうまな板を使う決心がついたといっても過言じゃありません。
無料の削り直しサービス
双葉商店では無料の削り直しサービスがあります。
イチョウに復元力があるといっても、長年使っているとどうしても中央が凹んできたりキズができてしまうし、天然の木である以上、黒ずみは避けて通れません。
削り直しをすることで、凹みが無くなり表面も美しくなり、10年以上使い続けることができるそうですよ。
送料は負担する必要がありますが、削り直し自体は無料で受けられます。
ただし、以下の条件があります。
- 家庭用まな板であること(業務用は有料)
- 双葉商店の双葉印があること
- 厚みが20mm以上あること
- 刃こぼれの刃などが食い込んでいないこと
双葉印というのは、まな板側面のこれですね。
依頼方法・手順は双葉商店の公式HP(まな板の削り直しサービス)をご覧ください。
双葉商店いちょうまな板 まとめ
双葉商店いちょうまな板のおすすめポイントは次の通りです。
私は日々の家事のテンションを上げてくれるツールは本当に大事だと思っています。
まな板のように、毎日使う道具ならなおさらです。
私は比較的料理は好きな方ですが(食べることが好きなので←)それでも億劫に思う日はあります。
そういうときでも、いちょうまな板を使って野菜を切ると楽しいと感じられるのは、本当に大事なことです。
逆に言えば、日々のテンションを底上げしてくれるアイテムのお陰で日々の家事を頑張れるとも言えるんです。
家事は頑張って当たり前じゃないですもんね?
買う前まではかなり迷いもあった双葉商店のいちょうまな板ですが、やっぱり思い切って買ってよかったです!
それなりに気を遣って洗ったり乾かしたりはしているものの、あんまり神経質になるとズボラな私は逆に使わなくなってしまうので、割り切ってじゃんじゃん使っています。
私と同じように「木のまな板は…」と躊躇している方も、ここはあまり考えすぎずに使い始めてみたらどうでしょうか。
いきなり1万円を超えるような高額なまな板は怖いですが、双葉商店で私と同様のサイズ・厚み等にすればそこまで高額にもならないので試しやすいですよ。
双葉商店のいちょうまな板、オススメです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました
双葉商店いちょうまな板販売会社基本情報
製造販売会社名 | 株式会社双葉商店 |
本社所在地 | 〒918−8007 福井県福井市足羽1丁目26−8 |
電話番号 | 0776-36-3796 |
公式ホームページ | https://www.icyomanaita-futaba.com/ |
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