小さい頃、父や母が喫茶店で必ずコーヒーを注文する姿や、食後にコーヒーが飲みたいと言う姿を見ていつも思ってました。
あんな苦いモンの何がいいねん…
今じゃ全く同じことをしている私。笑
食後のコーヒーは欠かせませんし、仕事中の休憩や疲れたときにホッと一息つくには最高の飲み物です。
インスタントコーヒーもいいんですけど、やっぱりドリップしたコーヒーは格別ですよね。
そんな私がついに手を出してしまったのが…
デロンギ(DeLonghi) のコーン式コーヒーグラインダーです。
(型番:KG366J)
いわゆる電動コーヒーミルですね。
コーヒーが好きな方・こだわりがある方なら、コーヒーミルの購入は一度は検討したことがあるんじゃないでしょうか。
私もずーっと気になっていましたので、ネットはもちろん雑誌や書籍も調べまくりました。
なんせ、ただのコーヒー好きのド素人。
どんなコーヒーミルがいいのやら、選ぶ基準も機能もわかりません。
散々リサーチした結果、我が家にはデロンギのコーヒーミルがよさそうだと決断。
もちろん何を優先するのかは人それぞれなので、もっと高機能のコーヒーミルが合う人も、もっとお手頃価格のコーヒーミルが合う人もいるでしょう。
ただ、デロンギのコーヒーミルは、とにかく性能とコスパのバランスがいいんですよね。
そういう意味では、多くの人に使い勝手が良く、特に初心者向けのコーヒーミルではないかと思います。
では、詳しくレビューしていきますね。
デロンギコーン式コーヒーグラインダー 徹底レビュー
デロンギのコーン式コーヒーグラインダーの基本情報や使い方、機能についてまずご紹介します。
デロンギコーン式コーヒーミル 基本の使い方
デロンギのコーヒーミルを使うにあたって、難しいことは何一つありません。
これがド素人の私にはありがたいのよ。笑
- 蓋を外してコーヒー豆を投入
- 粒度(細かさ)を調整
- 挽きたい量に応じてツマミを回す
以上!
実際には、私は毎回粒度を変えるわけではないので、コーヒー豆を投入してツマミを回す。
それだけです。
デロンギコーン式コーヒーミル 豆の粒度の調整方法
コーヒー豆の粒度(細かさ)は、ホッパー部分を回転させることで簡単に調節可能です。
4つのステージで16段階の粒度設定ができます。
エスプレッソの極細挽きからネルドリップの中挽きまでここで簡単に調節することができます。
粒度の目安としてはこんな感じ。
挽き方 | 抽出方法 |
Extra Fine(極細挽き) | エスプレッソ |
Fine、Medium Fine(細挽き〜中細挽き) | ペーパードリップ・コーヒーメーカー・モカマシーン |
Coarse(中挽き) | ネルドリップ・サイフォン |
これを参考に、お好みで回転させて微調整できます。
…まあ「お好みで」とか言われても、それがわからない方もいますよね(私や)。
私はいつも行くコーヒーショップで買うときに、豆をその場で挽いてもらっていたのですが、このときの粒度と見比べて調節しました。笑
大体Fineの真ん中か、ややExtra Fine寄りぐらいで挽いています。
意外とコンパクトなデロンギコーン式コーヒーミル
デロンギのコーン式コーヒーグラインダーを写真で見た時にまず思ったこと。
それは「デカくない?」でした。笑
上部のホッパー部分が大きく見えるせいでしょうか、かなり嵩張りそうだなぁ、と。
ちなみに正確なサイズは以下のとおり。
幅 | 135mm |
奥行 | 195mm |
高さ | 290mm |
我が家の狭いキッチンでは、置けるスペースはかなり限定されます。
設置場所のサイズを測って、これなら大丈夫だろうと思いつつ、実際に届くまでは結構不安でした。
が、実際に届いたコーヒーミルを見ると、、、意外とコンパクト!
我が家の狭いキッチンの、さらに狭い作業スペースにある棚にも何とか収まりました!
棚のごちゃごちゃはスルーして〜
ここに入れたままでは使いにくいので、使うときに前に引き出しています。
電源コードの長さは1.8mあります。
本体下部に電源コードの収納スペースがあるのがいいね!
我が家は基本毎日使うため、電源コードは繋ぎっぱなしですが、余った邪魔なコードはここに入れています。
ホッパー(豆を入れる部分)には約310gのコーヒー豆が入ります。
このコーン式コーヒーグラインダー(型番:KG366J)の前機種(型番:KG364J)は、最大250gだったので結構大きくなりました。
私は使うたびにコーヒー豆の保存容器からホッパーに移していますが、入れっぱなしで使いたい人やオフィスなど複数人が使う場合には、大きい方が豆の入れ替えが少なくて便利に使えそうです。
デロンギコーン式コーヒーミル 洗える部分と洗えない部分
ホッパーは完全に取り外しが可能で、丸ごと水洗いもできます。
挽き刃の上部も取り外しが可能ですが、残念ながら水洗いはできません。
専用の掃除ブラシが付いているので、それで払って掃除します。
(水洗いほど完璧にキレイになるわけじゃないですが…)
ホッパーとのつなぎになっているシリコンは、取り外して洗うことができます。
コンテナも完全に取り外しが可能です。
コンテナには中挽きのコーヒーの粉なら約110g入り、もちろん丸ごと水洗いも可能です。
デロンギコーン式コーヒーミルなら均一で摩擦熱は最小限
コーヒー豆は均一に挽くことができます。
粒の大きさにバラつきがほとんど無いの、わかります?
これって美味しいコーヒーにはすごく大事なことらしいんですよ。
均一に挽ける秘密は2枚構成のコーン式であること。
さらに、低速回転するモーターを使っているので、摩擦熱を最小限に抑えます。
この摩擦熱を抑えるのも美味しいコーヒーには大切だそうで。
というのも、熱が加わることで肝心の香りがとんじゃうんです。
香りは挽きたてのコーヒーの1番いいとこですもんね!
せっかくコーヒーミルを買うからには、ここは外せないポイントでした。
プロペラ式のコーヒーミルは比較的お手頃値段だし、水洗いができる、持ち運べるなどいいところもあります。
でも、どうしても均一さや摩擦熱に難があるらしいので、私の候補からは外しました。
挽くのに慣れている上級者ならうまい方法もあるのかもしれませんが…、なんせド素人なもんで。笑
デロンギコーン式コーヒーミルは一気に何杯分挽ける?
デロンギのコーン式コーヒーグラインダーは、最大で12杯分のコーヒー豆を挽くことができます。
杯数ダイヤルをまわすだけの超簡単操作。
ただ、この杯数ダイヤルの数字は、中細挽きから中挽きの粒度であれば、抽出したい杯数に対応していますが、極細挽きや細挽きの場合には、少し大きい数字に合わせる必要があります。
例えば、2杯分挽きたい場合には3〜4ぐらいの数字に合わせるということですね。
ちなみに、ホッパーが所定の位置に装着されていないと、ツマミを回しても作動しません。
ホッパーがついていないと刃がむき出しで危ないので、こういう安全装置は嬉しいですね。
年々、頭ではわかっているのにうっかり手順を間違えてスイッチを押してしまったりする、心と体がウラハラな私には有り難い話です。笑
これって老化?それともボケーっとしすぎ?
内部を掃除している途中にうっかりツマミに触れて作動…なんてことも回避できますしね。
デロンギコーン式コーヒーグラインダー 音や静電気の正直レビュー
購入前に、デロンギのコーン式コーヒーグラインダーを調べていると、口コミの中でも特に気になったのは、音と静電気についてでした。
ここも実際に使ってみて感じたことを、正直にレビューしたいと思います。
デロンギコーン式コーヒーグラインダーはうるさい?
コーヒーミルの音がどのくらいうるさいか、買う前に気になる人も多いですよね。
マンションなど集合住宅では特に気を遣いますし、リモートワークをする家族に気を遣うこともあるでしょう。
デロンギのコーヒーミルも、モーターが回転する高いウィーーーーンという音と、コーヒー豆が挽かれるバリバリという音がします。
これが特別うるさいかというと…、
こんなもんじゃないなー、というのが正直なところ。笑
手挽きのコーヒーミルと違って、電動のコーヒーミルはどうしても作動音がしますし、コーヒー豆は硬いので砕く音もしてしまいます。
ただ、稼働時間のことを考えると、そこまで気にすることもないのかな、と。
コーヒーを数杯入れるために必要な量を挽くだけなら、たかだか数秒のハナシですからね。
音そのものも、少なくとも近隣から苦情が出るような爆音ではありませんので、そこまで気にするレベルの音ではないと思います。
デロンギコーン式コーヒーグラインダーは静電気がすごい?
デロンギのコーヒーミルの口コミを見ていると、「静電気がすごい」という意見がチラホラとありました。
- 静電気でコンテナ内に粉が残る
- 静電気でコンテナを引き出したときに粉が舞う
- 刃の内部に静電気で粉が張り付く
こういう口コミです。
実は…何を隠そう、私は知る人ぞ知る静電気女。
乾燥する季節になれば、あらゆる瞬間にパチっと静電気が起こり、何気なく夫にうっかり触れては、バチッという音と同時にギロリと睨まれる女です。
こんな静電気に溢れる(?)私が使ったら、どえらいことになるのでは…?
事前に色々と静電気対策を考えた末に購入したのですが、コンテナの静電気について、忖度なしの私の正直な感想は、、、
全然気にならないけど?
いや、本当なんです。
コーヒー豆を挽いてコンテナからドリッパーにざっと移した後のコンテナがこちら。
コンテナのすみっこの方や側面に多少粉はついていますけど、静電気でベッタリくっついてしまうという感じはしません。
周囲を見てもらったらわかるように特に粉も落ちてないでしょ?
コンテナを引き出したときに粉が舞ったりもしないからです。
でも、口コミには少なからず静電気について困っている人もいるんですよね。
それで原因を考えてみて、もしかして、と思ったことが1つありました。
私は普段コンテナを洗った後は、水切りかごで自然乾燥させてるんです(つまり放ったらかし)。
ちなみに、洗ったものを放ったらかしにしたくて購入したお気に入りの水切りかごがこちらです。笑
もしかしたら、プラスチック製のコンテナをタオルなどで拭いたりすることで、静電気が発生しやすくなるということはあるのかもしれません。
また、刃の内部に静電気で粉が張り付くという点ですが、挽いた後に内部に粉が残っている感じは確かにありますね。
ただこれは、ホッパーから挽き刃に落ちたコーヒー豆が、挽かれて粉になってさらに下に落ちていくという仕組みなので、張り付いているというより単純に下に落ちきれない粉があるのかな、とも思います。
なので、私はいつもコーヒーグライダーが止まった後、グラインダー本体を抱えて側面を叩いてます。
あ、今、「これだから昭和のオバちゃんは…」って思った?
ちゃんと説明書に書いてあるんですぅー!
オバちゃんが勝手にやってるんじゃないんですぅー!(うざっ
…まあ、10回ぐらいバシバシ叩いてるけどな。笑
デロンギコーン式コーヒーグラインダーはどこで買うのがお得?
私がこのデロンギコーン式コーヒーグラインダーを購入したのはAmazonです。
いくつか家電量販店の実店舗も見て回ったのですが、実物を置いてある店舗はありませんでした(田舎だから?)
他にも楽天市場や大手家電量販店のネットショップなど、ネットであれば購入できる場所は多いですが、私が購入した時はAmazonが最安値で13,200円でした。
季節家電などと違って、毎年バージョンアップしたり新機種が出るわけでもないので、私が調べた限りではあまり年間通して極端な値段の上下は無さそうです。
デロンギコーン式コーヒーグラインダーは初めてのコーヒーミルにオススメ
ド素人でも簡単に本格的なコーヒーを美味しく淹れたい!
これが私のコーヒーミルを買った目的です。
そうなると、手動のコーヒーミルや電動のプロペラ式コーヒーミルでは、目的を果たせそうにありません。
どうしたってコーヒーミルの性能が足りなかったり、個人の力量でそれを補えないからです。
そうなってくると、選べるコーヒーミルは「それなり」の値段のものがグッと多くなるんですよね。
もちろんお値段に見合った価値があるんでしょうけど、こちとら初めてのコーヒーミルですからね?
しかもド素人よ?(謎のドヤ感)
猫に小判、馬の耳に念仏、豚に真珠、、、
そんな言葉が浮かんできます(誰が豚じゃい!)。
高いお金を出して高機能のものを買ったとて、それを使いこなせるのかな、と。
普段、安物買いの銭失いはしたくないとは思ってますが、だからといって手に余るもの、使いこなせないものはどうなんだろう、と。
そんな中、デロンギのコーン式コーヒーグラインダーは、上位機種と同程度の機能が最低限備わっているのに、値段的にかなりお買い得なんですよ。
そういう意味で性能とコスパのバランスがいいんです。
特に私のような初めてコーヒーミルを買う人には失敗のない手堅い1台と言えるんじゃないでしょうか。
デロンギのコーン式コーヒーグラインダー、オススメです!
デロンギコーン式コーヒーグラインダー販売会社・製品 基本情報
ブランド | DeLonghi(デロンギ) |
製品名 | コーン式コーヒーグラインダー |
型番 | KG366J |
サイズ | 幅135mm×奥行195mm×高さ290mm |
電源 | 100V(50/60Hz) |
消費電力 | 130W |
ホッパー容量 | 約310g |
本体重量 | 1.6Kg |
付属品 | クリーニングブラシ |
価格 | オープン価格(販売店舗による) |
会社名 | デロンギ・ジャパン株式会社 |
公式HP | https://www.delonghi.co.jp/ |
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