我が家愛用のコーヒーミルはこちら。
デロンギ(DeLonghi) のコーン式コーヒーグラインダーです。
(型番:KG366J)
※これは型番KG364Jの後継機です。
このコーヒーミルを選んだ理由や基本的な特徴、レビューはこちらをどうぞ。
我が家ではリサーチと検討を重ねた結果、このデロンギのコーヒーミルを購入しました。
購入当初から大満足だったコーヒーミルですが、さらに1年ほど毎日使い続けて、「ここはこうした方が使いやすい」というような点がいくつか出てきました。
せっかくなので、購入してから困っている人はもちろん、レビューなどを見て迷っている人の参考になればと思いまとめてみました。
あ、後悔してるとかじゃないですよ!
このコーヒーミルはオススメですし、性能とコスパのバランスが良い機種だと思うんですけど、使っていく上でのちょっとした工夫だと思ってください。
あんまり見栄えのしない方法の紹介もありますが、現実的かつ実用的な方法です!笑
デロンギのコーヒーミルで気になる悪い口コミ
デロンギのコーヒーミルを購入する前、口コミもかなりの数を調べました。
概ね好意的な良い口コミが多かったのですが、さすがに100%良い口コミなわけはありません。
難癖としか思えないような悪い口コミはさておき、私が気になった悪い口コミは次の3つでした。
- 内部に挽いた粉が残ってしまう
- 掃除がしにくい
- 静電気が酷い
これらの口コミについて、実際に使ってみた実感や検証をまとめてみました。
デロンギ コーン式コーヒーグラインダーは内部に粉が残りやすい?
Amazonや楽天市場のレビューを見ると、このような口コミがありました。
確かに、内部に挽いた粉がそんなに残ってしまうならもったいないですよね。
色々とリサーチしましたが、デロンギに限らず他のメーカーでも据え置きタイプにはこういう口コミが一定数あるんですよね。
据え置き型という構造上、どうしても粉が本体に残りやすいみたいです。
そういう意味で、ある程度は仕方ないのかもしれませんが、実際にはどの程度だろうと気になりつつ、購入したデロンギのコーヒーミルを使ってみました。
まあ確かに、残ります。。。笑
というのも、コーヒー豆を挽く時の流れはこんな感じなんです。
- 上部のホッパーからコーヒー豆が落ちる
- 刃の部分で砕かれ粉になる
- さらに下部のコンテナに落ちていく
この2から3への段階で、端に寄せられた粉が下に落ちきらずに側面に残っちゃうんですよね。
なんとかこの粉も無駄なく使いたいですが、毎回上部のホッパーや上部の刃を外して、この隙間をブラシで掃いてコーヒーの粉を下に落とす…
面倒くさい!無理!
じゃあどうするかなぁと思って、私がこの1年どういう風にしてきたかというと…、
叩く。
「おいおいオバちゃん、昭和のテレビじゃないだから勘弁してよ」って声が聞こえてきそうですね。
チッチッチッ…説明書にも書いてあるんデーーース!!(ドヤァ)(うざ)
コーヒー豆を挽いた後、軽く本体を抱えて、
少し右に傾けてトントン、、、
次に左に傾けてトントン、、、
といった具合に全方向に傾けて側面をトントン…
トントンっていうかバシバシ叩いてるの知ってるで?
これで粉は結構下に落ちます。
私が思うに、この落ちてこない粉は静電気の影響でくっついているというより、端で押し出されないから下に落ちていないだけかな、と思うんですよ。
だからちょっと傾けるだけでも下に落ちてきたりしますし、トントンと刺激すれば振動で落ちてくるものが多いです。
幸い、本体は1.6kgとそれほど重くないので、持ち上げるのは難しくありません。
まあ、あんまりカッコいい姿ではないので来客中にはやりません。笑
それでも毎回ホッパーや刃を取り外してブラシで下に落とす、なんてことに比べると簡単でラクな方法です。
デロンギ コーン式コーヒーグラインダーは掃除がしにくい?
これもAmazonや楽天市場のレビューで見られた口コミです。
私も本心では丸洗いできるのが理想でした。
掃除が大変なのはイヤ…
でもできるだけ衛生的に使いたい…
そう、ズボラで面倒くさがりなくせに、変なところが潔癖という実に邪魔くさい女なんです。
が、結局、電動ミルの据え置きタイプの中で、丸洗いできるコーヒーミルは見つけられなかったんですよね。
コンテナなど一部は水洗いできても、本体はもちろん、刃の部分も洗えないものが大半でした。
では、この丸洗いできないデロンギのコーヒーグライダーを、私が実際にどのように掃除しているかご紹介しますね。
デロンギのコーヒーミルは、上部のホッパーは完全に取り外せるのでこれは丸ごと水洗いできます。
上部の刃も完全に取り外せますが、ここは水洗いはできません。
付属の専用ブラシで粉を払って除去してから、水に濡らして固く絞ったキッチンペーパーなどで拭くようにしています。
刃とホッパーを繋ぐシリコン部分は丸ごと洗えます。
挽いた粉を受けるコンテナは、完全に取り外して丸ごと水洗いが可能です。
一番粉が付着する本体の下の刃や周囲は洗うことはできません。
普段、トントン(バシバシ?)叩いて粉を下になるべく落とすようにしているので、それほど粉は溜まっていませんが、それでも粉はしっかり付着しているのがわかりますよね。
さあ、問題はここの掃除です。
一番コーヒーの粉が付着しているところなので、この粉をできるかぎり取り除きたいですよね。
まず、付属のブラシで刃部分や周囲、隙間に付着した粉を掻き出します。
そして、、、
シンクの上で本体ごと豪快に逆さにします。笑
この時、上の刃は外しておかないと落ちてしまうので気を付けてくださいね。
イッカイオトシタヨ…
逆さにした状態で何度かバシバシ…笑(こればっか)これで内部の粉は、おおよそシンクに落ちます。
最後に、ブラシや固く絞ったキッチンペーパーなどでキレイにしていきます。
ただし、刃の部分は怪我をしそうだし、かえって故障の原因にもなりかねないので、あまり奥の方まで無理に拭いたりはしていません。
あ、ごくたまに、パソコン用のエアダスターで奥の方をプシューッとしたりもしますが、これは勢いや方向を間違えると、粉が周囲に舞い散ってエライことになるので注意してください。
その他、本体の外側やコンテナを入れる部分は、パストリーゼを吹き付けたキッチンペーパーで拭いていったりしています。
ここの掃除の頻度ですが、1週間に1回ぐらいですかね〜…
………(良心の呵責との戦い)
すいません、嘘です。
月に1回、せいぜい2回ぐらいです(もっとやれ)。
我が家ではコーヒーミルは毎日使うので、毎日バシバシ叩いていれば、今日落ちてない粉も明日には落ち、明日落ちてない粉も明後日落ち…という具合に新陳代謝がいいんじゃないかと思うようにしてます。笑
(コンテナは使うたびに洗ってますよ)
すごい掃除法かと思ったら結構テキトー…
ドキーッ!
がっかりされたらすみません(いや、もう私がズボラだということはご承知ですよね?笑)
でもね、でもね!
言い訳じゃなくて、実際に使ってみて思うんですが、据え置きタイプのコーヒーミルで、いつも完全に内部までキレイに粉を取り除くのは現実的じゃないんです。
毎回使うときに、なるべく中に粉を残さないようバシバシ叩くぐらいが関の山。
そこはもう割り切りです、わ・り・き・り(出た、開き直り)。
その点、デロンギのコーヒーミルは小型だし、重量も軽いので簡単に逆さにできる分まだマシな方ですよね。
どう頑張っても逆さにするとかできない機種もありますから。
…え?簡単に逆さにできるんなら、もっと掃除しろ?
ごもっとも!
デロンギ コーン式コーヒーグラインダーは静電気で粉が舞う?
同じく、Amazonや楽天市場のレビューで複数あった口コミです。
実はこの静電気についての口コミが、個人的には一番気になっていました。
というのも、私は乾燥した季節にはやたらパチパチ鳴らしている静電気女なのです。
もしドエライ目に遭ったらどうしようと戦々恐々使ってみましたが、、、
…粉なんか舞わへんで?
豆を挽いた後、普通にコンテナを引き出して、ドリッパーにセットしたペーパーの上にカポッと逆さにしてるだけなんですけど、、、
……粉なんか舞わへんで?
そうなんです。
コンテナ内の隅っこの方に粉が微量残ることはあっても、コンテナ外にまで粉が舞い散ったことがありません。
そんなに残ってないし、周囲に散ってる感じもしないでしょ?
特別な静電気対策は何もしてないんですけど。
これは私も覚悟していただけに意外だったのですが、実際に困っている人がいますし、もしかしたら静電気の起こりやすい条件があるのかもしれません。
確証はありませんが「もしかしたら」と思うのが、コンテナを水洗いした後に自然乾燥している点です。
布で拭くと摩擦で静電気を帯びやすいかもしれませんよね。
私の場合、静電気対策というより単にズボラで自然乾燥にしているだけですけど…これがいいのか?笑
そんなわけで、現状、私は特に困っていません。
ただ、購入前のリサーチの時点で、もし静電気が酷かったら買おうと思って、メモしていたアイテムがあります。
プラモデルを作るときに静電気を除去する専用のブラシだそうです。
プラモデルのホコリを除くブラシですが、静電気を除去することで再付着を防ぐそうなので、なかなか使えそうなアイテムだと思いませんか?
幸い現時点では静電気に悩まされていませんが、ブワッッッと舞い散る日がきたらこれを買おうと思っています。
デロンギ コーヒーグラインダーで素晴らしきコーヒーライフを!
粉の内部への残り方や手入れなどについて、1年使った私なりの方法をお伝えしました。
コーヒーミルを抱えてバシバシしたり逆さにして粉を落とすとか、決してカッコいい方法ではないのですが。笑
ただ、こうやって使ってみて言えるのは、やっぱりデロンギのコーヒーミルは買って正解だったな、ということ。
やっぱりコスパがいいんですよ。
ド素人でも簡単に扱える操作性、同等機能のコーヒーミルの中でも低コストであること、それなのに本格的で香り高い豆が挽ける性能など、バランスがいい。
そして今回ご紹介したように、据え置き型タイプのコーヒーミルにしては、簡単に逆さにできることで手入れがしやすいというのもポイントです。
今回お話したようなちょっとした工夫が必要な面はあっても、それで何とかなるなら許容範囲です。
トータルで考えるとやっぱりいい買い物をしたな〜と思えるんです。
デロンギのコーン式コーヒーグラインダーの購入を検討されている方や、もう既に使っている方の参考になれば嬉しいです。
デロンギ コーン式コーヒーグラインダー 基本情報
ブランド | DeLonghi(デロンギ) |
製品名 | コーン式コーヒーグラインダー |
型番 | KG366J |
サイズ | 幅135mm×奥行195mm×高さ290mm |
電源 | 100V(50/60Hz) |
消費電力 | 130W |
ホッパー容量 | 約310g |
本体重量 | 1.6Kg |
付属品 | クリーニングブラシ |
会社名 | デロンギ・ジャパン株式会社 |
公式HP | https://www.delonghi.co.jp/ |
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