先日、8年ぐらい使っていたステンレスのピンチハンガーがついに壊れました。
合掌。。
と言いつつ、まだしつこく使ってるけど…
酷暑の日も極寒の日も、雨の日も晴れの日も、家の中でも外でも使っての8年。
十分元は取れたので、これはこれでいいのです。
ただ、私、聞いたことがあったんですよね…
ステンレスハンガー界には一生使えるとんでもないヤツがいるらしい、と(ステンレスハンガー界とは?)
次はヤツにしよう、と決めていました。
とんでもないヤツ、それは大木製作所のステンレスハンガーです。
※画像暗め&生活感あふれる室内撮影でお送りします…汗
「一生使える」と口コミ多し!大木製作所ステンレスハンガー
Amazonや楽天市場の口コミを見ていても、非常に評判のいい大木製作所のステンレスハンガー。
実際に多くの購入者が「一生使えそう」と口コミをしているのでかなり信憑性があります。
大木製作所のステンレスハンガーにはいくつか種類があり、主な違いは大きさ・形状・ピンチの数です。
商品名 | サイズ(cm) | 形状 | ピンチの数 | 重量 |
ステンレスハンガーLL | 79 X 41 X H44 | 角型 | 28 | 約1.1kg |
ステンレスハンガーDL | 59.5 X 35 X H40 | 角型 | 28 | 約1.1kg |
ステンレスハンガーL | 59.5 X 35 X H40 | 角型 | 20 | 約0.76kg |
ステンレスハンガーM | 42 × 31 × H36 | 角型 | 20 | 約0.6kg |
ステンレスハンガーS | 31.5 X 16 X H31 | 角型 | 14 | 約0.42kg |
ステンレスハンガー丸大 | 35 X 35 X H34 | 丸型 | 24 | 約0.65kg |
ステンレスハンガー丸 | 26 X 26 X H31 | 丸型 | 12 | 約0.37kg |
私が購入したのはステンレスハンガーDL(大きさはLと同じ、ピンチの数はLLと同じ)です。
選んだ理由は、もちろん一番たくさん干せそうだから。
靴下や下着など細かい洗濯物も、ボトムやタオルなど大きい洗濯物も、何でも干せるように使いたかったので、できるだけ省スペースでピンチの多いタイプにしました。
ステレンスハンガー 大木製作所と他メーカーを徹底比較!
私を含め、購入者が「一生使えそう」と感じる大木製作所のステンレスハンガー。
一方、私が使っていた壊れたステンレスハンガーも8年しっかり使えたことから、決して粗悪品ではありません。
ちょこちょこ不満はあったけど、ごく一般的なステンレスハンガー!
ちなみに、この壊れたステンレスハンガーがどこの製品だったのか、まっっっったく記憶にありません。
ニトリや無印良品等では無く、当時住んでいた家の近くのホームセンターで買った2500円ぐらいのものでした。
Amazonなどで探してみましたが、似たものはあってもまったく同じものは現在は売っていないようです。
とりあえず、この壊れたハンガーをここでは「名無しハンガー」と呼びます。笑
大木製作所のステンレスハンガーがなぜ一生使えそうだと感じたのか、この平均的・一般的な無名ハンガーと比較するとわかりやすいと思います。
それでは、順に見ていきましょう。
大木製作所ステンレスハンガーはピンチが絡みにくい!
大木製作所のステンレスハンガーはピンチが絡まりにくいのが売りのひとつです。
左が大木製作所、右が名無しハンガーです。
名無しハンガーもピンチが輪っかに通っていることで、比較的絡みずらい造りではあるんです。
でも、この輪っかはクルンと巻いてあるだけなんで。笑
たまに何かの拍子で輪っかからピンチが片方だけ外れて絡まったり、輪っか自体に絡まったりします。
大木製作所はピンチの両端がそれぞれしっかり鎖で繋がっているので外れることもないですし、その鎖も引っかかるようなスキが無い形状になっています。
一般的なステンレスハンガーは一度たたむと、ピンチ同士が絡んで開かないことがよくありますよね。
大木製作所のステンレスハンガーも折りたたむことができるんですが…
こんな風に何も考えずに雑にたたんだとしても、開くときにはピンチ同士が絡まずにさっと開きます。
また、大木製作所はピンチの鎖の繋ぎ方が特殊で、ピンチの向きの自由度が高いのも使いやすいですよ。
このおかげで、干す前にいちいちピンチの向きを戻さなくていいですし、どんな方向からでも挟めて干す作業がやりやすいんです。
ちなみに、これはニトリのミニステンレスハンガー。
台所でゴム手袋などちょっと乾かすために買ったので、あんまり深く考えていませんでしたが…
まあこれが昼ドラの人間関係並みにすぐ絡まってこじれるんだわ。
こういったピンチの片側しか繋がれていない形状は要注意です。
引きちぎってやろうか…!
何度イライラさせられているか…、たぶん私の人生で一番イライラするステンレスハンガーです(大げさ)
大木製作所ステンレスハンガーはワイヤーが太い!
左が大木製作所、右が名無しハンガーです。
大木製作所ステンレスハンガーの方が太くしっかりしたワイヤーでできているのがわかりますよね。
無名ハンガーの方はフレームに力を入れると簡単にたわみますが、大木製作所はビクともしませんし、全体的に頑丈な造りになっているのがわかります。
ピンチもワイヤーの太さが違うためか、大木製作所の方が挟む力がかなり強め。
ワイヤーが太いとワイヤー同士を溶接する接地面が広くなり、溶接がしっかりされているように感じます。
大木製作所ステンレスハンガーはフック部分が滑りにくい
左が大木製作所、右が名無しハンガーです。
大木製作所はフック部分にゴムを被せてあります。
このゴムと物干し竿との摩擦力があるため、強風でもステンレスハンガーが滑って移動してしまうことが無く、風で煽られても落下しにくいです。
ちなみに、無名ハンガーの方も一工夫されていて、落下防止のロックができるようになっていました。
ただこれ、毎回ロックしたり外したりが面倒くさくて(でた)、ほとんど使ってなかったんですよね…
チビなもんで、このロックをかけるのが大変で…
そのせいで、風に煽られて落下したこともありました。
もちろん無名ハンガーは悪くなくて、ズボラな私が悪いんですけど。
大木製作所のように、サッと引っ掛けるだけで滑りにくく落ちにくいのは、ズボラ人間には本当に助かります。
大木製作所ステンレスハンガーの美しすぎる切断面処理と錆びにくさ
ステンレスは基本的に錆びにくいものですが、品質によっては錆びることもあります。
これは無名ハンガーですが、ちょっと錆びてきてました。
まあ8年使ってますからね。
ワイヤーの切断部分や接合部分がどうしても錆びやすいですよね。
実際、ワイヤーの切断部分はちょっと荒かったんですよ。
切りっぱなし感があるというか、カドがあるというか。
たまに、ストッキングやパイル地のタオルが、ピーッと引っかかることもありました。
大木製作所は切断部分がそもそも少ないんですけど、どうしてもある部分の切断面が丸く研磨してあってものすごく滑らかです。
これは引っかかりようがない!
大木製作所は製造は海外(台湾製)ですが、厳しい最終チェックが日本で手作業で行われているそうなので、高品質を保てているんですね。
使っているステンレスも18-8ステンレスという最高品質のものなので、ステンレスの中でもより錆びにくいと言えます。
もちろん大木製作所の方はまだ使い始めて数ヶ月ですから、現時点で無名ハンガーとの単純な比較はできません。
でも、切断部分や接合部分の造りを見る限り、錆びてきそうな予感はまったくありません。
大木製作所ステンレスハンガー 特に気に入っているポイント
ここまで、大木製作所と無名ハンガーを比べ、大木製作所ステンレスハンガーの丈夫さや品質の確かさは伝わっていますよね(そうだと言って)
全体的に大満足なステンレスハンガーですが、特にその中でも、実際に使ってみて気に入っているポイントを2つご紹介します。
大木製作所ステンレスハンガーのピンチはしっかり掴める!
大木製作所ステンレスハンガーは、ピンチのワイヤーも太くしっかりしているので、洗濯物をしっかり掴むことができます。
無名ハンガーは、最初の頃もそれほど強い方ではなかったんですが、ここ数年はさらに掴む力が落ちていました。
軽い洗濯物は少し引っ張るだけで落ち、重い洗濯物は何もしなくても重力で落ちるように…
1つあたりのピンチが掴む力が弱すぎて、1つのデニムを干すために、何個もピンチを止めなければなりません。
しかも、次のピンチを止めている間に止めたはずのピンチが取れたり…、非常に面倒でした。
ピンチ10個止めても、風で煽られて外れて落下するねん…
靴下だけを干すだけなら、弱いピンチでもいいんです。
でも、タオルも短パンもデニム等のズッシリした洗濯物も干したいじゃないですか。
大木製作所のステンレスハンガーなら、夫のデニムでも3〜4箇所ほど止めておけば、よほどのことがない限り落ちたりしません。
大木製作所ステンレスハンガーは負担がかかりにくい仕組み
無名ハンガーが壊れたのは、溶接部分が取れたことが原因です。
端と端が溶接されているだけなのに、ここには3個のピンチがついていました。
負担の割にフレームとのつながりが溶接だけで、他にこの部分を支えるようなものもありません。
むしろこれで8年保ったのがスゴい?
大木製作所のステンレスハンガーの場合、溶接部分はあるんですけど、その部分に負担がかかりすぎないように工夫されているのがよくわかります。
例えば、重さがかかる部分のワイヤーは溶接ではなく、巻きつける形で支える仕組みになっています。
どうしても溶接部分は脆くなるので、そこだけに負担がいかないように別の形で支えていたり、複数で支え合う形になっているわけです。
全体をすごくよく考えて設計されてるんですよね。
それなのに、全体のデザインはゴチャつかずにスッキリしてるのがスゴい…!
大木製作所ステンレスハンガー 3つのデメリット
一般的なステンレスハンガーと比べると、大木製作所のステンレスハンガーの頑丈さや丈夫さがよくわかっていただけたんじゃないでしょうか。
ただ、実際に大木製作所のステンレスハンガーを使ってみてわかりましたが、この頑丈さや丈夫さがデメリットに感じる人もいるかもな、と思いました。
正直なところ、私にとってはメリットなんですけど、使う人や使う場面によってデメリットになりそうなのは次の3点です。
大木製作所ステンレスハンガーはピンチが固め
ピンチもフレーム部分と同じように、太く丈夫で上質なステンレスワイヤーが使われています。
そのため、挟む力が強くピンチを開けるときにも相応の力が必要です。
普通程度の力があれば十分に使える程度ではありますが、例えば、ご年配の方や指先に力が入りにくい方は、少し固いと思われるかもしれません。
主に使う人が負担に思う可能性があるなら、気を付けた方がいいでしょうね。
ちょっとやそっとでは取れないピンチが強さが良さでもあるけどね!
大木製作所ステンレスハンガーは重い
ステンレスハンガー全体が太く丈夫で上質なステンレスで造られているため、一般的なステンレスハンガーに比べると重いです。
この重さのお陰で安定しやすく、風に煽られても落下しにくいメリットもあるんですが、家の中や外で頻繁に移動させる人には少し大変かもしれません。
また、室内で使う場合、引っ掛ける部分(突っ張りポールやカーテンレール)によっては重さに耐えられない場合もありそうです。
本体が重いだけに、落とすと床を傷つけてしまうかもしれません。
ご自宅の引っ掛けたい部分がどの程度の負荷に耐えられるのか、事前に確認しておいた方がよさそうです。
我が家(賃貸)のカーテンレールでは余裕です!
大木製作所ステンレスハンガーは値段が高い
一般的なステンレスハンガーに比べると、大木製作所のステンレスハンガーはやや高めの値段です。
もちろん、タイプや大きさにもよりますが、1000〜2000円ぐらい高い印象があります。
そもそも、ステンレスハンガー自体、プラスチック製(樹脂製)のハンガーと比べても高いので、ハンガーにこの値段と思うと高すぎると感じる人もいるかもしれません。
正直、私も最初は高いと思った!
ただ、実際に買ってみて、頑丈さや品質を目の当たりにすると「値段だけのことはあるな」と納得なんですよね。
一生使えそうな頑丈さもあって、長い目で見ればむしろ経済的だと思うんですけどね。
大木製作所ステンレスハンガーはどこで買うのがお得?
大木製作所のステンレスハンガーは、大木製作所公式HPや楽天市場・Amazonなどネットショップで購入できます。
実店舗ではどこで売ってます?
ですよね。
私も買う前に実物を見てみたかったので、かなり調べたのですが、確実にあると断言できる場所は特定できず断念しました。
少なくとも、私は街中のホームセンターやスーパーの雑貨売り場等では見たことがありません。
確実ではないですが、東急ハンズや百貨店、セレクトショップ等の方がまだ可能性がありそうです。
ただ、このステンレスハンガーは重量がそこそこあるので、大きささえしっかり把握した上で、ネットショップで購入する方がラクだと思いますし、値段もお得に買える場合が多いと思います。
ちなみに、私はAmazonで購入しました。
当時の最安値はAmazonの4,054円(送料無料)でした!
ただ、Amazonがいつも最安値というわけではなく、このレビュー記事を書いている時点ではYahooショッピングが最安値でしたので、タイミングで最安値のお店は変わります。
また、最安値といってもその差は数百円なので、ポイントが使える・貯まる、送料がかかるかどうか等、事実上一番お得に買えるお店を見極めてくださいね。
大木製作所ステンレスハンガーと添い遂げます…
大木製作所のステンレスハンガー、いかがでしょう?
一生使えそうな感じが伝わればいいのですが…
私?
もちろん一生使う気満々で、毎日ニヤニヤしながら洗濯物を干してますよ(誰や、いまキモいって言った奴は)
今回私が購入したのは、一番洗濯物がたくさん干せそうなステンレスハンガーDLですが、実はステンレスハンガーSも狙っています。
台所や洗面所でちょっと干したい時や、普段の洗濯でもあと少し足りないときや下着の室内干し等に重宝しそうじゃないですか?
えっ、ニトリのハンガーがあるじゃないかって?
……近いうちに引きちぎると思うねん
おっと、本音がダダ漏れました。
大木製作所のステンレスハンガー、おすすめです!
大木製作所ステンレスハンガー 販売会社基本情報
商品名 | ステンレスハンガー |
製造販売会社 | 株式会社大木製作所 |
本社所在地 | 〒179-0081 東京都練馬区北町1-32-4 |
お問い合わせ先 | 03-3931-0140(月〜金:9時から17時、祝日を除く) |
公式ホームページ | http://www.ohki-tokyo.com/index.html |
この記事に関する質問やコメントは下記コメント欄から遠慮なく送ってください(^^)